宮崎あおい＆ミムラが姉妹に！モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ受賞の映画『わが母の記』、三國連太郎、南果歩ら豪華キャスト発表!!
8月にモントリオール世界映画祭で最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞していた映画『わが母の記』に、三國連太郎、南果歩、キムラ緑子、ミムラ、菊池亜希子、三浦貴大、真野恵里菜が出演していることがわかった。役所広司、樹木希林、宮崎あおいのキャストのみが明かされていた本作は、井上靖の自伝的小説の映画化作品。幼いころ母親に育てられなかった小説家の伊上洪作が、家族に支えられながら、老いて記憶を失っていく母と向き合っていく姿を描いている。
役所広司が主人公の小説家・伊上洪作を、樹木希林がその母・八重を、宮崎が洪作の娘・琴子を演じることが発表されていた本作。今回、ミムラと昨年、映画『森崎書店の日々』で初主演を飾った菊池亜希子が、宮崎と共に洪作の娘の三姉妹を演じることが明らかに。ミムラが長女・郁子を、菊池が次女・紀子を、宮崎が三女・琴子を演じることがわかった。また、洪作の兄妹で長女・志賀子役にはキムラ緑子、次女・桑子役には南果歩を抜てき。洪作の父・隼人役で三國連太郎、後に洪作の運転手兼秘書になる編集者・瀬川役で三浦貴大、八重の面倒をみる女中・貞世役でハロー！プロジェクトのアイドル・真野恵里菜が出演することも明らかになった。
『突入せよ！「あさま山荘」事件』『クライマーズ・ハイ』の原田眞人監督が、初めて手掛ける親子愛を描いた作品『わが母の記』。撮影には、実際に原作の井上靖の家も使用。沼津海岸、伊豆湯ヶ島、太郎杉、滑沢渓谷、熊野山、落合楼などで撮影された本作は、モントリオール世界映画祭で、「美しい映画」だと絶賛を受けた。（編集部・島村幸恵）
映画『わが母の記』は2012年ゴールデンウイークより全国公開