ブラッド・ピット、あと3年で俳優業を引退宣言!50歳で演技をやめてプロデューサーに専念
先日、パートナーのアンジェリーナ・ジョリーや子どもたちと来日して、日本中を沸かせたブラッド・ピットが、オーストラリアのテレビ番組「60 Minutes」のインタビューで、あと3年で俳優業を引退すると明言した。
ブラッドは現在47歳なので、50歳で俳優を辞めるということになる。インタビューでは、俳優引退後の進路について「映画の製作側の仕事に就きたい」と答えているが、以前インタビューで「監督業はやりたくない」と明言しており、どうやらプロデューサー業に専念するものとみられる。また、サンデータイムズ紙のインタビューでも「俳優としての賞味期限が近づいている」と語っており、俳優引退の決心は固いようだ。
俳優として注目されているブラッドだが、プランBエンターテインメントという制作会社を運営しており、アカデミー賞作品でもある『ディパーテッド』のプロデューサーを務めたことを皮切りに、エリック・バナ主演『きみがぼくを見つけた日』やロビン・ライト主演『50歳の恋愛白書』、ジュリア・ロバーツ主演『食べて、祈って、恋をして』では製作総指揮として作品にかかわり、すでに数十本の映画製作にかかわっている。日本で間もなく公開になる『マネーボール』では、出演だけでなくプロデューサーとしても参加している。
若いときはその端正な顔立ちからイケメン俳優として注目されていたが、『12モンキーズ』のジェフリー・ゴインズのように特異なキャラクターを演じても様になり、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のように青年から老人まで世代をわたっての役を見事に演じ分けるなど演技派俳優としても映画界にはなくてはならない人物だけに、あと3年しか彼の演技がみられないのは寂しすぎる。(編集部・下村麻美)