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山本太郎、オダギリジョーとチャン・ドンゴンがダブル主演する超大作に出演!凶暴な日本兵を演じるまでの葛藤を吐露!

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時代に翻弄された哀しき男を熱演
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 俳優の山本太郎が、 来年1月14日に公開される、オダギリジョーチャン・ドンゴンの競演作『マイウェイ 12,000キロの真実』に出演していたことが分かった。

山本太郎出演の映画『マイウェイ 12,000キロの真実』フォトギャラリー

 本作は、アジアからノルマンディーまでを生き抜いた東洋人の壮絶な人生を描いた実話に基づくストーリー。映画『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ監督がメガホンを取った。ジェギュ監督の大ファンだったという山本は自らオーディションに挑戦したという。「実は最初、朴とつとした日本兵役と、凶暴な日本兵役の二つが用意されていたんですが、僕は朴とつな日本兵を演じたかったんです。役の振り幅をアピールするために、両方の役を演じたら、ジェギュ監督は凶暴な役をやってほしいっておっしゃって。正直、とても悩みました」。

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 ジェギュ監督から、凶暴な日本兵役を打診されたときは、断ろうと思ったという山本は、「当時脚本が未完成だったので、まだ役がどこまで掘り下げられているのかわからなかった。脚本が出来上がってから、決めさせていただくことにしました」という。だが、出来上がった脚本を読んでも、凶暴な日本兵役に納得はできなかった。「日本の嫌なイメージを植えつけるような、ただ凶暴な日本兵というステレオタイプな役にはしたくなかったんです。そのキャラクターだけでは意味がないし、それぞれのバックグラウンドがきちんと読み取れるようにならないと納得できない、と、納得できるまで監督と話しました」という。

 監督と何度も話し合いを重ね、戦争という極限下で“鬼”と化してしまった野田というキャラクターが完成。山本は見事な熱演で、時代に翻弄され哀しき曹長を演じ、監督の期待に応えてみせた。ロケ中は、約2000人以上が参加した戦闘シーンを始め、規模の大きさに圧倒されっぱなしだったという。「日本のような安全な撮影じゃなくて、命懸けでした。火炎瓶なんかも本物が飛んでくるから、本当に怖かったですね。かなりギリギリのところを切り込んでいくから、本当に大変でした」と撮影を振り返り、オダギリと「いやーヤバかった! 怖いけど頑張ろう」と、お互いを励ましあったエピソードを明かした。

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 25億円の総制作費をかけ、映画『プライベート・ライアン』や『レッドクリフ』を手がけたスタッフら7000人が、世界16ヵ国から集結。アジア、ヨーロッパまで240日に及ぶ大陸横断ロケを敢行した、アジア注目の超大作。ジェギュ監督から、その才能を絶賛された山本が、葛藤の末に作り上げた狂気の演技に期待したい。(編集部:森田真帆)

 映画『マイウェイ12,000キロの真実』は、2012年1月14日より公開

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