ヒュー・ジャックマン、『リアル・スティール』で子どもみたいに大興奮!本音満載のインタビュー映像解禁!
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『リアル・スティール』の主演を務めたヒュー・ジャックマンが同作について語っている4分にもわたるインタビュー映像が解禁された。話題は作品や役柄、共演者についてなど多岐にわたっており、見ごたえ十分のインタビューとなっている。
映画『リアル・スティール』ヒュー・ジャックマンのインタビュー映像
今回解禁されたのは、ヒュー・ジャックマンが『リアル・スティール』についてさまざまな観点から語っているインタビュー映像で、何より、身振り手振りを交えながら、実に楽しそうにしているヒューの姿が印象的。終始笑みを浮かべているヒューは、話題が本作に出てくるロボットたちに移ると、とりわけ興奮した表情に。「優秀なパペット技師に操られたロボットの実物を初めて目にした時は、10歳の少年に帰ったような気分だったね」とその口調にも熱がこもる。そのときは息子役で共演している当時10歳のダコタ・ゴヨも一緒だったというが、「隣で同じように興奮しちゃったんだ」と語るなど、いつまでも子ども心を忘れないヒューらしい一面を見せている。
本作に登場するロボットは全部で19体。これらはすべて綿密にデザインされた。それだけにとどまらず、そのデザインに基づき設計、4体は実際に制作され、撮影にも使用されたというから驚きだ。ヒューは、そんな共演者としてのロボットについても熱弁を振るっており、「(CGで撮影するときのように)実物の代わりに単なる目印にすぎない棒を見ながら演技をするのは、子役じゃなくても難しいし、本物がいたお陰で本当に助かったよ」と絶賛。ロボットが単なる要素ではなく、本作に欠かせないキャストの一員であることを強調していた。
また、子役のダコタを「初めて会った瞬間からダコタには魂の深さのようなものを感じて驚かされたよ」と評する一方で、かつての天才ボクサーでありながら今はうだつの上がらない父親という自身の役柄については「言わば負け犬だ」ときっぱり言ってのけるなど、ヒューは本音トークを展開。ボクシングの指導を受けた伝説のボクサー、シュガー・レイ・レナードについて言及する場面では「彼とリングに上がるのは正直逃げ出したくなるくらいに緊張したよ」と苦笑いしてみせるなど、まさにここでしか聞けない話が満載のインタビューとなっている。
映画『リアル・スティール』は、ロボット格闘技が隆盛を極めている時代を舞台に、父と子のきずなを描いたエンターテインメント作品。エピソードを丁寧に積み重ねることによって、父と子、それぞれの感情を解きほぐすように描いていくさまは見事の一言。冒頭からクライマックスに至るまで、一瞬足りともスクリーンから目が離せない作品になっている。(編集部・福田麗)
映画『リアル・スティール』は12月9日より全国公開