嵐・大野智、誕生日&初日のお祝いに藤子不二雄A氏がサプライズ登場で祝福!「先生と出会えたことが僕にとっての宝です」と大感激!
26日、本日誕生日を迎えたアイドルグループ嵐の大野智が、TOHO シネマズ六本木で行われれた『映画 怪物くん』の初日舞台あいさつに登場。単独での映画初主演となった本作の初日が誕生日というダブルでの記念日に、原作者の藤子不二雄A氏がサプライズでお祝いに駆け付け花束と手紙を贈呈。大野は「藤子不二雄A先生と出会えたことが僕の宝物です」と感激の表情を見せた。同舞台あいさつには、大野のほか、松岡昌宏、川島海荷、上島竜兵、チェ・ホンマン、濱田龍臣、上川隆也、北村一輝、稲森いずみ、鹿賀丈史、中村義洋監督が登壇し、公開初日を盛り上げた。
にぎやかな作品同様、壇上には主演の大野ほか、人気キャスト総勢10名が登壇。みんなが初日を盛り上げようと、サービス精神旺盛にあいさつなどでも会場を盛り上げる。そんな中、単独では映画初主演を果たした大野は「今年の僕は怪物くん一色という感じです。スタッフ、監督、キャストのみなさん……みんなで協力して作り上げた作品。(自身の誕生日ということもあり)今日は忘れられない一日になりました」と興奮気味に語る。それでも「3Dで自分を見ると、自分じゃないみたい想定外ですね」といつものひょうひょうとしたコメントで会場を沸かせるシーンも。
悪魔界のプリンス・デモキンを演じた松岡は「3Dでのアクションは初めてで、大変な部分もあったけど、そのご褒美で(悪魔界の女幹部・デモリーナ役の)稲森さんと仲良くできたから良かった」と満面の笑顔。それを受けた稲森も「デモキンに愛されてとても幸せでした。ロマンチックで劇的な愛が伝わったらうれしい」としっとりとした笑顔で語る。また、オオカミ男を演じた上島は今日もしどろもどろ。司会者からの質問に「そうですよね、いいですよね」と答えてばかりいると、客席から「がんばれ!」の声。場内は大爆笑に包まれた。
後半、原作者である藤子不二雄A氏から主演の大野や監督、スタッフへの感謝の手紙が読まれる。それだけでも感動した表情だった大野に、さらなるサプライズ。本人が登場し、花束を渡すという演出も。感無量の表情の大野は「藤子不二雄A先生と出会えたことが僕にとって宝物です。個人的にもお手紙をいただいて……というか、先生からは本当にたくさんいろいろなものをいただいていて、申し訳ないというか、うれしいです」とさらに顔が崩れる。そんな大野ら共演者に「僕はこの映画を3度観ました。今まで僕の作品はいろいろ映像化されてきましたが、この映画は、中でも最高ですね」と藤子不二雄Aも絶賛。会場からはこの日一番の拍手が巻き起こった。
本作は、藤子不二雄A原作の人気コミックを、嵐の大野智主演でテレビドラマ化した「怪物くん」の映画化作品。王位継承式で国民からブーイングを浴びた怪物くん(大野智)ら一行。すべてを投げ出したどり着いた「カレーの王国」で奇妙な誘拐事件に巻き込まれていくさまを描く。壮大なインドのロケーション、怪物くんの手足が飛び出してくる3D映像も見どころの一つとなっている。(磯部正和)
『映画 怪物くん』は全国東宝系で3D&2D同時公開中