『ダークナイト』続編、クランクアップ!主演クリスチャン・ベイルは「これが最後になる」と第4作製作を否定!
来年夏の公開が予定されている映画『ダークナイト ライジング』で主演を務めるクリスチャン・ベイルが、すでに撮影が終了したことを明かした。また、「もうバットスーツを着る機会はないだろうね」と続編についても否定的な見解を示し、本作が泣いても笑ってもシリーズの最後を飾る作品になることを明言している。
25日に公開されたPhilippine Daily Inquirerのインタビュー記事でクリスチャンは、「僕の撮影は何日か前にもう終わっているよ。たぶん、もうバットスーツを着る機会はないだろうね」とコメントすると、「撮影も全部、昨日で終わっているはずだ。クランクアップだ」と明かしている。すでに全米では来年7月20日の公開が決定し、日本でも同時期の公開を予定。今後は公開に向け、編集などポストプロダクションの段階に入ることになる。
2005年公開の映画『バットマン ビギンズ』から始まった同シリーズは、2008年公開の第2作『ダークナイト』が世界中で大ヒット。アメコミ映画の常識を覆すかのような重厚なテーマとストーリー展開で多くの観客を魅了し、その世界的評価を決定付けた。以前よりクリストファー・ノーラン監督は、第3作となる『ダークナイト ライジング』でシリーズが完結することを明かしており、今回のインタビューでのクリスチャンの発言もそれを裏付けるもの。ファンは、あの『ダークナイト』の続きが見られるうれしさの一方で、もうこれきりかという寂しさも感じているはず。全世界が注目している本作はいよいよ来年の公開だ。(編集部・福田麗)