クォン・サンウ主演『痛み』、予告編映像が公開!『友へ チング』監督による愛のドラマ!
ドラマ「天国の階段」などで知られる韓流スター、クォン・サンウの主演映画『痛み』の予告編映像が公開されている。『友へ チング』のクァク・キョンテク監督が、無痛症で痛みを感じなくなった男の痛切な思いを描ききったラブストーリーとなっている。
本作は、日本でも人気の韓流スター、クォン・サンウと『友へ チング』のクァク・キョンテク監督がタッグを組んだラブストーリー。幼いころに遭った交通事故の影響で痛みを感じなくなった男性と、わずかな痛みや出血が致命傷になる血友病患者の女性との出会いを描いた作品だ。クォンは、痛みを感じないからこそ、自分が傷つくことにも無頓着な男ナムスンを熱演。今回解禁された予告編映像の中でもナムスンはいつもどこかに外傷を負っており、それらがまるで彼の心の傷であるように観客に思わせる演技力はまさに圧巻だ。観ているだけで痛々しさを覚える映像の数々は、時に目を背けたくもなるものの、容易に観客の視線をそらさせないだけの何かを感じさせる。
本作が10本目の映画出演作になるというだけあって、クォン自身も「現在までのわたしにとって最高の作品です」とこれまでのキャリアを代表する作品であると自負。タッグを組んだキョンテク監督も、クォンについて「何よりも男性主人公がクォン・サンウという点で作品の完成度が高まると思いました。シナリオを読んだとき、クォン・サンウとナムスンのイメージが非常にぴったりでした」と絶賛している。
一方で、クォン演じるナムスンとは対照的な、わずかな痛みや出血が致命傷になる血友病患者の女性ドンヒョンを演じているのは、『彼とわたしの漂流日記』のチョン・リョウォン。涙も流せないナムスンへの「私が代わりに泣いてあげる」というセリフにも表れているように、ナムスンの理解者という難しい役柄を見事に演じきっており、そんなクォンとチョンの競演が本作の一つの見どころになっていることは間違いない。痛みを感じないのにどこか痛々しい。そんな彼らの姿が見終わった後も胸に残る作品に仕上がっている。(編集部・福田麗)
映画『痛み』は2月11日よりシネマート新宿ほか全国順次公開