大ヒット作『猿の惑星』脅威のVFXの裏側が明らかに!大ボリュームのメイキング収録のブルーレイ&DVD
映画史に残る傑作SFとして知られる映画『猿の惑星』の起源を描いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のブルーレイ&DVDが、リアルな猿たちをスクリーン上に再現した最新映像技術の裏側に迫る特典を満載し来年2月に発売される。
本作は、猿が人類に取って代わるというユニークなプロットと、精巧な猿たちの特殊メイク、衝撃のラストで映画史にその名を刻んだ伝説的SF映画の前日譚(たん)ともいえる作品。現代を舞台に、遺伝子実験のため驚異的な進化を遂げたチンパンジーのシーザーを中心に、彼の悲壮な決意をきっかけとする、類人猿たちの人間への反旗を描く。
シーザーを演じたのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラムや『キング・コング』のコングなどにふんし、いまやモーションキャプチャー界の大御所俳優ともいえるアンディ・サーキス。本作では、『アバター』を手掛けたVFX工房、WETAデジタル社によって、アンディの演技がその微妙な表情の変化にいたるまで見事にシーザーに反映された。もはやただのCGキャラクターとはいえないシーザーがあらわにする怒りや悲しみは、観た者の胸を打つような、感動的な要素を作品に加えている。
今回、本編を収録したブルーレイとDVDの2枚組で発売されるディスクでは、その脅威の映像を実現したVFXの裏側を紹介した映像などをブルーレイ側に収録。劇場公開前にはほとんど明かされることのなかったという、メイキングなど特典の収録時間は、およそ5時間(音声解説を含む)にもおよぶという。ただのCG映像という言葉だけでは片付けられない、映像技術には、本編と同じくらいの驚きを得ることができそう。また、これまでのシリーズをすべて収録したブルーレイコレクションも同時発売。その起源と共に、その後のシリーズの歴史を振り返ることもできる。(編集部・入倉功一)
映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー【初回生産限定】は20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパンより2012年2月22日発売 価格:4,190円(税込み)