元光GENJI諸星和己、気になる結婚事情に「寄って来られすぎて結婚できない!」
12月3日、江東区・サンストリート亀戸にて元光GENJI、諸星和己のニューシングル「俺らなんにもねぇ~」の発売記念トークイベントが行われ、諸星和己が登場、ファンの前で新曲を披露したほかプライベートでの、気になる結婚事情についても心境を語った。
かつて一世を風靡した人気アイドルグループ光GENJIの中心メンバーであり、ジャニーズの象徴的存在だった諸星。だが、そんな諸星も今年41歳になった。ファンが気にするのはなんといってもそんな諸星の独身問題。常に黄色い声援に囲まれて、モテ男の名を欲しいままにしてきた彼だけに、なぜ未だ独身なのか? と周囲の疑問はどうしても結婚の話題に向く。
「今、ニューヨークに住んでるんですけど、外国人女性よりも僕は日本人女性が好き。結婚するなら日本人女性がいいんです」と諸星。小雨が降る中、集まった女性ファンは実に500人。80年代のバブル期に買った「今時ないデザイン」という一丁欄のジャケットを着て、故ポール牧さんも真っ青の指パッチンで登場すると、客席からはあの日と変わらぬ大歓声が起こった。
イベントに先駆けて行われた記者会見では集まった記者陣に古くからの顔見知り記者を見つけ、びっくりしたように指差すと「久しぶり、まだやってるの? 相変わらず写真ブレてんじゃないの?」とハイテンションの諸星節。憎めないそのキャラクターに報道陣の顔も思わず和らいだ。会見後、さっそく結婚話が出てくると、さすがに一瞬ひるんだが、その後は新曲の曲名にかけて「俺らなんにもねぇ~」とかわし、好きなタイプを聞かれると取材陣からきれいどころの女性を探して「この人がタイプかな」とはぐらかそうと必死の態度。「いや、41歳でそこそこ気になってはいるけど、相手があってのものだから……。実際、寄って来られすぎて結婚できないんですよ」と冗談とも本気ともとれる恋の近況を語った。
イベントではかつてのステージを彷彿とさせる元気いっぱいのパフォーマンスで新曲「俺らなんにもねぇ~」を披露。その後、トークイベント、握手会でファンと交流、全盛期と変わらぬテンションで健在ぶりをアピールした。ニューシングル「俺らなんにもねぇ~」は元祖ジャパニーズラップの名曲、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」の続編という意欲作。吉幾三さんに頼み込んで、1984年発表曲の27年後の「俺ら」を歌うことに挑戦。原曲のメロディに新しい詩を乗せ、斬新なアレンジで、2011年版「俺ら東京さ行ぐだ」をつくりあげた。
「この曲で紅白を目指します!え、遅い? 間に合う?」軽快なトークで会場を沸かせた後、「吉幾三さんとステージに上がりたい。これで僕も芸能界復帰できたらいいな」と謙虚な一面も見せた。(取材・文 名鹿祥史)