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制作期間7年・製作費3億円超!でもタイトルが『ウンコ大戦争』!史上最も頑張る方向を間違えた“クソ映画”が日本公開!

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『アーチ&シパック‐世界ウンコ大戦争‐』メインビジュアル
『アーチ&シパック‐世界ウンコ大戦争‐』メインビジュアル

 制作期間7年、製作費3億5,000万円かかった大作でありながら、あまりにお下劣なためにこれまで日本公開されなかったアニメーション映画『アーチ&シパック‐世界ウンコ大戦争‐』が来年2月11日より待望の日本公開を迎える。「奇抜な設定」「痛快なストーリー」「ハイクオリティーな映像」という三拍子がそろっていながら、テーマが「ウンコ」であるために日の目を見なかった、史上最もふんばる……いや、頑張る方向を間違えた“クソ映画”だ。

 本作は、「誰も見たことがないものを作る」という野望を持った韓国のクリエイターたちが、制作期間7年、製作費3億5,000万円という莫大な時間と金を費やして作り上げた大作アニメーション。前代未聞の設定、しっかり練りこまれた痛快なストーリー、そしてハイクオリティーな映像などなど……時に製作続行が危ぶまれるほど、時間とお金と情熱を掛けてこだわったというだけあって、その仕上がりは実に見事なものとなっている。

 だが、どこでどう間違えたのか、テーマを「ウンコ」にしてしまったため、当初の希望通り「誰も見たことがない作品」にはなったものの、そのお下劣さに配給会社がドン引きし、日本公開までには6年の時が流れてしまった。世界各国の映画祭で高評価を得る要因になったというアクションシーンは、クソだけに、観ているだけで気持ち良くなってくるほどキレのよいものであるなど、そのクオリティーの高さは観る者すべてが認めるところではあるものの、何しろテーマがテーマ。史上最も頑張る方向を間違えた“クソ映画”となっている。いったい日本の観客たちはこの作品にどんな反応を見せるのか、今から楽しみだ。

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 映画『アーチ&シパック‐世界ウンコ大戦争‐』は、エネルギー源が枯渇し、人間のウンコが唯一のエネルギー源になった都市を舞台に、ウンコ争奪のための大戦争を描いたアニメーション作品。(編集部・福田麗)

映画『アーチ&シパック‐世界ウンコ大戦争‐』が2012年2月11日より吉祥寺バウスシアターほか全国順次公開

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