ソフィア・コッポラ、父コッポラ監督の製作会社でセレブを狙う窃盗団が題材の映画を企画
ソフィア・コッポラ監督が、実際にあったセレブの豪邸ばかりを狙った窃盗団を題材に映画を企画中であることがわかった。 ウェブサイトTMZによれば、製作は父親のフランシス・フォード・コッポラの製作会社ゾエトロープ・スタジオが担当する。撮影時期や脚本の内容はまだ明らかになっていない。
ソフィア・コッポラが取りあげるのは、ハリウッドセレブの豪邸ばかりを狙う窃盗団で、2008年から2009年にかけて、パリス・ヒルトンやリンジー・ローハン、オーランド・ブルームなどの自宅から、総額300万ドル(約2億4,000万円)相当の衣服や貴金属を窃盗した。メンバーはセレブ好きのティーンエイジャーが中心で、グーグルマップなどを活用して住所を突き止め、またゴシップ情報サイトなどで、自宅を留守にしている情報を確認していたという。
コッポラは、主犯格の一人、ニック・プルーゴに映画製作のスーパーバイザーになってくれるよう打診するも断られた。その代わりに、ニックの友人でメンバーの一人、アレクシス・ネイエーズの姉テス・テイラーがプロジェクトにかかわることになった。ネイエーズは、Vanity Fairによれば、「嫌々ながらも、仲間たちの付き添いで」オーランド・ブルームの自宅に侵入している。(鯨岡孝子)