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近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの伝記映画が制作決定!監督は『ドライビング Miss デイジー』のブルース・ベレスフォード!

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フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館
フランク・ロイド・ライトが設計したグッゲンハイム美術館 - Ben Hider / Getty Images

 帝国ホテルやグッゲンハイム美術館の設計に携わった近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの伝記映画『タリエシン(原題) / Taliesin』が制作されることがEmpireonline.comによって明らかになった。

ニコラス・メイヤー脚本、ペネロペ・クルス主演映画『エレジー』写真ギャラリー

 これは、ブランデッド・ピクチャーズ・エンターテインメントとカーテムキン・フィルムズが企画している作品で、監督は映画『ドライビング Miss デイジー』のブルース・ベレスフォードがメガホンを取ることになっている。

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 フランク・ロイド・ライトは、1893年~1910年に掛けて手掛けた設計、プレイリー・スタイル(草原様式)による建築で名をはせたが、1904年にチェニー邸の竣工に携わった際に、その施主であるママー・チェニーと不倫関係となった。すでに、フランク・ロイド・ライトはキャサリン・トビンとの間に6人の子どもをもうけていたが、子どもと妻を捨てチェニー夫人とニューヨークとヨーロッパに駆け落ちをしてしまう。だがそれも長くは続かない、1911年フランク・ロイド・ライト自身のスタジオ、タリエシンの使用人がスタジオを放火して、彼のもとで働く設計士4人とチェニー夫人と彼女の子ども2人を斧で惨殺するという悲劇が起きてしまう。そんなスキャンダルの中で、日本の帝国ホテルの設計の依頼がきた。その後、彼はグッゲンハイム美術館などの素晴らしい建設に携わっていく。

 脚本は、映画『白いカラス』や『エレジー』のニコラス・メイヤーが執筆することになっている。今のところ、シカゴでロケーション・スカウトを行っているそうだ。帝国ホテルやグッゲンハイム美術館を手掛けてきたフランク・ロイド・ライトの人生は波瀾万丈で、どのような映画が出来るか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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