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「けいおん!」人気声優・寿美菜子、主演映画のトークショーに登壇!「今やるなら、またちょっと違うのかな」と実写映画出演に意欲!

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撮影当時、高校1年生だった寿美菜子(右は共演の大島正華)
撮影当時、高校1年生だった寿美菜子(右は共演の大島正華) - 映画『‐×‐ (マイナス・カケル・マイナス)』より

 『映画「けいおん!」』などの人気声優・寿美菜子が7日、主演映画『‐×‐ (マイナス・カケル・マイナス)』のトークショーに登壇し、高校1年生だった撮影当時の思い出や再び実写映画へ出演することへの意欲を語った。この日は、本作を含め複数の作品で寿とタッグを組んでいる伊月肇監督が「もう一回やって、と言うと、ほぼ同じ演技をしてくれる」と女優としての寿を絶賛する場面もあった。

寿美菜子主演!『-×-(マイナス・カケル・マイナス)』場面写真

 「けいおん!」でブレイクを果たし、今や人気声優としての地位を確立した寿。本作はまだ声優としての活動が本格化する前、高校1年生のときに撮影された作品になる。寿が「藤本凛役の寿美菜子です」と自己紹介すると、伊月監督は感慨深く「(撮影が)4年前の作品なのに、すぐに自己紹介していただけて。パンフレット収録のためのインタビューのときも、すごく鮮明に覚えていましたよね」とつぶやくなど、終始、女優としての寿を絶賛。スタッフや共演者のNGで同じシーンを撮り直すことになっても、「もう一回やって、と言うと、ほぼ同じ演技をしてくれる」と監督ならではの視点から、寿の魅力を語っていた。

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 一方の寿も、本作には並々ならぬ思い入れがある様子。脚本段階では寿をイメージして書かれたというキャラクターの凛だが、撮影時の寿は16歳で、劇中の設定よりも年上だった。「オーディションの最終審査のとき、ほかの人がみんな、わたしよりも若かったですよね」と振り返った寿は、役づくりについて、「ただ、伊月さんは、わたしが14歳のころのイメージで脚本を書かれたということなので、過去に戻るというか、そのころから変わっていないものって何だろう、と考えたりはしましたね」と明かす。「高校1年生のときはアニメの作品にあまりかかわらせてもらう機会がなかったので、ベースは顔出しのこういう仕事で。でも、今やるなら、またちょっと違うのかな」と本作の演技は16歳の寿だからこそできたものだったようだ。

 ちょうど本作の撮影が試験期間と重なってしまい、撮影の合間に寿が勉強していたことや、たこ焼きを食べるシーンでなかなかOKが出ず、深夜にもかかわらず、20個近く食べていたというエピソードを伊月監督に暴露された寿は、アニメの仕事とはまた違う実写映画の撮影の思い出について「たくさんありますよ」と懐かしそうな表情。とりわけ、友人役で共演した大島正華とは今も連絡を取り合う仲だといい、「今は声の仕事をメインにしていて、収録は1日で終わっちゃうんですけど、映画の撮影は少なくとも1、2週間はかかるじゃないですか。だから、仲間としての空気感とかが違いますよね」と映画の仕事ならではの魅力についてもコメントしていた。

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 くしくも本作と同じ12月3日より『映画「けいおん!」』の公開が始まっている寿。「そちらの作品はもちろんなんですけど、個人的にはこの作品(『‐×‐(マイナス・カケル・マイナス)』)も上映させてもらって、もっともっと広がっていくといいなと思います。また、実写にもかかわれたらいいですよね」と再びの実写映画出演への意欲ものぞかせ、これには会場を埋め尽くしたファンも大喜びだった。

 先日公開されたばかりの映画『神☆ヴォイス~THE VOICE MAKES A MIRACLE~』や、「けいおん!」で共演している竹達彩奈が出演昨年実写映画『ライトノベルの楽しい書き方』など、声優たちが実写映画に出演するのも珍しくなくなっているだけに、声優ユニット・スフィアとして人気を博している寿が実写映画にまた出演する可能性も低くはない? 伊月監督によると、寿とタッグを組んだ実写映画はあと2作ほどあり、本作が成功すれば、それらのDVD化も視野に入れているということで、ファンは期待してもいいかもしれない。(編集部・福田麗)

映画『‐×‐(マイナス・カケル・マイナス)』はユーロスペースにて公開中

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