ディズニー大作『ジョン・カーター』約100年前のSF小説を実写化!特別上映会で壮大なスケールが明らかに!
12日都内にて、ウォルト・ディズニー生誕110周年の記念の年である来年にディズニーが世界公開する映画『ジョン・カーター』の特別上映会が行われ、リアリティーあるCGと見事に融合した壮大な世界観の一部が明らかになった。この日はプロデューサーのジム・モリス、主人公 ジョン・カーターを演じたテイラー・キッチュが登場し、本作の見どころや製作秘話をたっぷり語った。
『トイ・ストーリー』シリーズの脚本や、『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』の監督などで知られるアンドリュー・スタントンが初めて実写映画化に挑んだ『ジョン・カーター』。巨匠ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンの作品にインスピレーションを与えたといわれる約100年前のエドガー・ライス・バローズのSF小説「火星」シリーズの第1作「火星のプリンセス」を実写化した作品だ。「原作のキャラクターに忠実であることを大切にした。ヒーローの内面の強さを表現できる俳優を探していた」と語ったのはプロデューサーのジム・モリス。「テイラーはすばらしいルックスの持ち主」と冗談めかしながらテイラー・キッチュを主演に起用した理由を明かしたが、心に傷を負った主人公を演じられる逸材と称賛。
それを受けてテイラーは、「とてもプレッシャーを感じました」と抜てきされた時の気持ちを明かす。「歴史のある作品で主人公を演じられてとても名誉。すばらしい経験になった」と喜びをあらわに。アクションシーンも多い本作で、ワークアウトには苦労したようで、「体の準備は大変だった。食事制限を6か月、撮影の7か月はずっと気を遣わないといけなかったからね」と劇中で見せる肉体美を作り上げた秘密を語ったテイラー。チャーミングな笑顔にニューヒーロー&ニュースターの誕生を予感させた。
『ジョン・カーター』は1881年のニューヨークから始まる物語で、主人公ジョン・カーターがエキゾチックな惑星「バルスーム」を舞台に繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。映画『ウルヴァリン: X- MEN ZERO』のテイラー・キッチュが、スペースヒーロー、ジョン・カーターを熱演する。(編集部・小松芙未)
映画『ジョン・カーター』は2012年4月13日より2D・3D同時公開