ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ブライトンフェスティバルの監督に就任
イギリスのベテラン女優、ヴァネッサ・レッドグレーヴが、来年にイギリス南部の街ブライトンで開催される芸術祭「ブライトンフェスティバル」でゲスト監督として就任することが決まった。
ブライトンフェスティバルは、映画や舞台、音楽や文学芸術などの分野で多くのイベントが開かる芸術祭。今年の映画祭監督には、2010年11月に自宅軟禁を解かれたミャンマーの民主化指導者、アウンサンスーチーさんが就任していたが、実際に映画祭には出席できず、ミャンマーからビデオメッセージを送り、民主政治や自由の重要性について語っていた。また、これまで監督を務めたアーティストには芸術家のアニル・カプールや歌手のブライアン・イーノなどがいる。
ヴァネッサはこれまで80本以上の映画に出演し、1977年の映画『ジュリア』ではアカデミー助演女優賞を受賞。74歳となった今年は、映画『コリオレイナス(原題) / Coriolanus』の演技で、第14回英国インディペンデント映画賞助演女優賞を受賞し、長年にわたって映画界で活躍を続けている。
2012年のブライトン祭りは5月5日から開催される予定。(竹内エミコ)