渡辺謙&杏、親子初共演!文部科学省ポスターで実現!
俳優・渡辺謙が、実の娘でモデル、女優として活躍する杏と、文部科学省ポスターで、初共演を果たしたことがわかった。小惑星探査機「はやぶさ」を題材とした映画が多数公開されるなか、渡辺が来年2月公開の映画『はやぶさ 遥かなる帰還』に出演、杏が3月公開の映画『おかえり、はやぶさ』に出演とさながら親子対決となる二人。同時期に公開される日本の希望の象徴となる「はやぶさ」を題材とした映画2作品は、文部科学省の趣旨と合致するとして、異例の共同ポスターが制作されることになり、ポスター上での親子初共演が実現した。
『はやぶさ 遥かなる帰還』は、渡辺が「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー川口淳一郎教授をモデルとした山口駿一郎にふんし、主演を務めた作品。一方、杏が新人理学博士・野村奈緒子を演じる『おかえり、はやぶさ』は、藤原竜也がJAXA(宇宙科学研究所)勤務の新米エンジニア・大橋健人を演じ、主演を務めている。今回制作された文部科学省の啓発ポスターには、赤字で記された「宇宙の未来、作るのは君たちだ。」という言葉を堺にして、それぞれの主人公の言葉「『はやぶさ』が持ち還った≪希望≫。それを未来へ繋いでいくのは、君たちだ。『はやぶさ』プロジェクトマネージャー・山口駿一郎」「成功とは、何度失敗しても、どんな困難があっても、あきらめないで続けていくこと。君の可能性を信じてみよう! JAXAエンジニア 大橋健人」と未来を担う子どもたちへの力強いメッセージがつづられている。
ノンフィクション作家・山根一眞の「小惑星探査機はやぶさの大冒険」を、『陽はまた昇る』『沈まぬ太陽』の西岡琢也の脚本、『犯人に告ぐ』『イキガミ』の瀧本智行監督のメガホンで映画化した『はやぶさ 遥かなる帰還』。そして、『電車男』『陰日向に咲く』の金子ありさの脚本、『鴨川ホルモー』の本木克英監督のメガホンで「はやぶさ」の物語を3Dで描いた『おかえり、はやぶさ』。ずらりと並ぶプロジェクトメンバーたちの姿(『はやぶさ 遥かなる帰還』)、上空を見上げる藤原竜也、杏、そして宇宙を夢見る少年を演じたまえだまえだの前田旺志郎の姿(『おかえり、はやぶさ』)に、希望に満ちあふれた子どもたちへのメッセージが感じられ、映画の完成も期待させられる。なお、同ポスターは、6万枚が12月下旬より全国の小・中学校、高校、大学、高等専門学校4万校にて掲出される予定。(編集部・島村幸恵)
映画『はやぶさ 遥かなる帰還』は2月11日より全国公開
映画『おかえり、はやぶさ』は3月10日より全国公開