サラ・ポーリー、マーガレット・アトウッドの小説の映画化企画で監督へ
映画『死ぬまでにしたい10のこと』などで知られるカナダ人女優のサラ・ポーリーが、カナダのベストセラー作家、マーガレット・アトウッドの小説「またの名をグレイス」の映画化企画で監督を務めることになった。
「またの名をグレイス」は、1843年にカナダで起きた実際の殺人事件をもとにしたミステリーで、裕福な資産家とその愛人を殺した罪で有罪となった16歳の女中、グレイスの物語。ハリウッド・リポーター紙によると、映画化の製作はサラの製作会社「タングルド・プロダクション」が担い、予算はカナダの大手メディア「アストラル」の所有するハロルド・グリーンバーグ・ファンドからの支援を受ける予定。
サラは女優業のほか、2006年に映画『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』で監督デビューを果たし、脚本も担当。アカデミー賞では脚色賞にノミネートされた。(竹内エミコ)