オリラジ藤森、チャラ男で落語披露!声のトーンが哀川翔に似ていると板尾創路が指摘
1月11日、神田神保町花月にて『月光ノ仮面』映画公開記念イベント「板尾創路ノ大落語会」が行われ、監督の板尾創路、オリエンタルラジオ藤森慎吾、鈴々舎馬桜、笑福亭笑助、矢部太郎(カラテカ)らが登場、古典落語をモチーフにした本作をPRした。
本作が二作目の監督作品となる板尾は、映画と同じという着物姿で登壇すると、「普段着なれていないので、着物を着るのがたいへんでした。矢部にいたっては、恥骨はへその上にあると思って、へその上に帯をまいているぐらいでしたから」と撮影を振り返りながら笑いを取る。
この日のイベントは、先日チャラ男続行を宣言をしたばかりの藤森が披露する落語も見どころのひとつ。板尾も「チャラいのに大丈夫かなと思っていたけど、そのチャラさを交じえながらも意外としっかりした落語をやるらしいです」と藤森にエールを送っていた。当の藤森は、「落語ということで、チャラくできないので躊躇(ちゅうちょ)しております」というあいさつの後で高座に臨み、古典落語「たいこ腹」を披露すると、客席からの反応は上々、これを見た板尾も「なかなかたいしたもの」と絶賛した。
しかし、続けて板尾は「声のトーンが面白いなと思いながら聞いていたら、誰かに似ているなと思えてきて、そのうち哀川翔さんに似ていると気付いた。そしたらだんだん藤森が哀川翔さんに見えてきて。骨格も声も似ている」とコメント。藤森は首をかしげながら「似ていますかね~?」と困り顔で反論していた。
また、映画の公開を目前に控えた板尾は、「ようやくという感じです。今の日本は何があるかわからないですから、早く公開しないといけないとずっと思っていました」と語り、間に東日本大震災を挟みながらも、無事に公開までたどりつけたことを素直に喜んでいた。(取材・文 名鹿祥史)
映画「月光ノ仮面」は1月14日より角川シネマ有楽町、シアターN渋谷ほかで全国公開