女装のIZAM、美しさは妻・吉岡美穂以上?「自分の方が上だということを見せつけたい」
元SHAZNAのIZAMが12日、主宰する劇団「ベニバラ兎団」の公開げいこで久々の女装姿を披露した。ベニバラ兎団の新作「Mr.教授の危険なマスカレイド」で初の女装舞台出演に挑むIZAMだが、妻でタレントの吉岡美穂は難色を示していると言い、この日も恐妻家ぶりを見せていた。
舞台「Mr.教授の危険なマスカレイド」は、現代と別空間とを繋ぐBarマスカレイドに入り込んでしまったサラリーマンが、人間の誰もが持つ弱さや葛藤と戦っていく姿を描くファンタジックコメディー。IZAMはSHAZNA時代の衣装を身にまとい、マスカレイドの最高責任者であるガーゴイルを演じている。
テレビ出演での短いものをのぞき、本格的な女装は久しぶりというIZAMは、妻の吉岡に「なんでやるの? なんで振り出しに戻るの? とすごく問い詰められました」とこの日も恐妻家ぶりをのぞかせる。しかしすぐに、「どうやらネットとかに『妻よりきれい』とか書かれるのが腹立つみたいなんですよ(笑)」と実情を明かしてニヤリ。
女装での出演に、吉岡は「あなた本当にそっちじゃないよね?」と心配したともいうが、当のIZAMはこの日も共演の井深克彦に「かわいい」を連発するなどマイペース。さらには公演を観に訪れる予定の吉岡に対し、「自分の方が(美しさが)上だということを見せつけたい」と話すなど余裕の表情であった。
ベニバラ兎団が劇団化して以来、目標であったという青山円形劇場での上演をIZAMは喜び、「コメディー色が強いが、深いテーマを扱っている。非現実的な世界に行けるファンタジーを味わってほしい」と意気込みを語った。(取材・文:長谷川亮)
舞台「Mr.教授の危険なマスカレイド」は1月12日から15日まで、青山円形劇場で上演