三谷幸喜監督が2冠!映画ファンが選ぶ「ベスト・オブ・ベスト アワード2011」でベスト・ムービー&ディレクター!!
20日、映画ファンが2011年のベストを選ぶ「ベスト・オブ・ベスト アワード2011」の授賞式が都内で行われ、「ベスト・ムービー」と「ベスト・ディレクター」の2部門を受賞した映画『ステキな金縛り』の三谷幸喜監督が出席し、にこやかな笑顔で二つのトロフィーを受け取った。
「ベスト・オブ・ベスト アワード 2011」は映画専門チャンネル「ムービープラス」恒例のアワード。2011年12月1日から2012年1月4日の間で、ムービープラスの特設サイトとユナイテッド・シネマの投票箱、KDDIの提供するauポータブルサイト「au one 映画」で受け付けた投票をもとに決定された。
受賞後に三谷監督は「こういうファンの方が投票してくださる賞をいただけて本当に光栄です」とまずは投票してくれた映画ファンに感謝。映画も大ヒットで「普通だったら通らないような企画だったのに通してくれたプロデューサーにも感謝したい。2011年は仕事量が大変な1年でしたが、それで質が下がったとは言われたくないのでがんばりました」と感慨深く語った。
また、「映画も以前のように4年に1本とは言わずもっと近いうちに新作をお観せるできると思います」とうれしい報告も。現在プロットを3つほど用意していると言い、「内容は明かせませんが、僕は今までコメディーでやってきましたので、これからも時代劇とかいろいろなジャンルのコメディーに挑戦していきたいと思っています」と今後も意欲的にコメディー作品を作り続けていく意向を示した。
『ステキな金縛り』は、『ザ・マジックアワー』の三谷幸喜監督と深津絵里が再びタッグを組んだ法廷ミステリー。ある殺人事件の弁護を依頼されたダメ弁護士が、落ち武者の幽霊を証言台に立たせようと四苦八苦する姿を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『ステキな金縛り』は公開中