『ロボジー』がトム・クルーズの独走を阻止して初登場ナンバーワンに!
映画週末興行成績
今週の興行ランキングは、矢口史靖監督最新作『ロボジー』が初登場1位、278スクリーンの公開で、土日2日間の動員が16万4,694人、興収が2億234万100円となった。
観客の男女比は66対34で男性客がやや多め。年齢別では40代が30.3パーセント、30代が21.6パーセント、20代が16.9パーセント、50代16.9パーセントと幅広い層が来場。鑑賞動機は、「笑えそうだった」が27.9パーセント、「矢口監督の新作だから」18.2パーセント、「内容に興味があった」16.2パーセント、「ロボットが面白そう」8.7パーセント、「吉高由里子の出演作だから」6.9パーセントとなった。
4週連続で首位を独走していた『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は惜しくも2位に落ちたが、興収成績は1位で、累計興収は44億4,243万5,590円に。3位にはオダギリジョー、チャン・ドンゴン主演の『マイウェイ 12,000キロの真実』が初登場。全国300スクリーンで公開され、土日2日間で動員7万1,664人、興収8,526万6,600円だった。
4位は『マジック・ツリーハウス』でワンランクダウン、5位『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』は3ランクダウン。6位『friends もののけ島のナキ』、7位『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』、8位『映画 怪物くん』、9位『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX』はそれぞれ2ランクダウンとなった。
『friends もののけ島のナキ』の累計動員は103万9,218人、興収は13億5,753万9,150円で動員100万人を突破。『イナズマイレブン』は86万7,844人、興収が10億4,638万9,750円で興収10億円突破。さらに『怪物くん』が225万8,921人、30億2,518万7,300円で興収30億円突破となった。そしてワンランクダウンで10位の『源氏物語 千年の謎』は、動員104万9,407人、興収12億5,744万5,300円と動員100万人突破。11位『リアル・スティール』は3ランクダウンで惜しくも圏外に落ちた。
また全国では圏外スタートだったが、園子温監督の『ヒミズ』が好スタート。都市圏で特に強く、新宿バルト9を中心に満席続きのスタートで、全国9都市では4位という成績を収めた。
今週末は『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』『ALWAYS 三丁目の夕日'64』『預言者』『きみはペット』『アニマル・キングダム』『ドットハック セカイの向こうに』『ダーク・フェアリー』などが公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)