ガッキー、トーク中に救急車のサイレンに阻まれてポツリ「気を付けて」
女優の新垣結衣が22日、日本橋で映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』の凱旋(がいせん)イベントを行い、主演の阿部寛とともにレッドカーペットに出席。会場は休日の日本橋とあり交通量も多く、あいさつ中に2回も救急車のサイレンに言葉をさえぎられた新垣は「気を付けて」と心配そうにつぶやいていた。
本作は東野圭吾が自ら「シリーズ最高傑作」とうたう小説「麒麟の翼」の映画化。当日二人は野村コンファレンスプラザでトークショーを行った後、劇中で事件解決の重要な鍵を握る日本橋・麒麟(きりん)像に移りレッドカーペットを歩いた。
人気俳優が登場するとあって日本橋は大にぎわい。会場には作品の舞台となった人形町にゆかりのある人たちも招待されており、容疑者の恋人を演じた新垣は「皆さんに直接お礼の言葉を言える機会はなかなか無いです。ありがとうございました」とあいさつ。麒麟像を見上げながら「映画に出て麒麟像に込められた『ここから羽ばたく』という意味を知って大事な場所になりました」としみじみ語り、「試写を観た後、監督に『本当にこの作品の一部になれて幸せです』と力強く言うことができました」と憧れだった「新参者」に参加できた喜びをみせた。
また、主人公・加賀恭一郎を演じた阿部も「この映画はより濃い人間ドラマが描かれています」と見どころをアピールしていた。
本作は東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基に、阿部寛主演で放送されたテレビドラマの劇場版。東京・日本橋で起こった殺人事件の謎に挑む主人公・加賀の姿と、事件に絡む人々の深い絆を描く。ドラマ版キャストの黒木メイサ、溝端淳平のほか劇場版では新垣結衣、山崎努、中井貴一も参加。豪華俳優陣にも注目だ。(取材・文:中村好伸)
映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』は1月28日より全国公開