名作『虹を掴む男』のリメイク作品へ『ブライズメイズ』のクリステン・ウィグが出演交渉?ベン・スティラーと共演か?
昨年アメリカで公開され1億6,900万ドル(128億円)の興行収入を収めた話題のコメディー映画『ブライズメイズ(原題) / Bridesmaids』で主役を演じたクリステン・ウィグが、ダニー・ケイ主演の映画『虹を掴む男』のリメイク作品への出演交渉に入ったことが明らかになった。
これは、20世紀フォックスが企画している作品で、ベン・スティラーが主役であるウォルター・ミティーに挑戦し、さらにメガホンも取ることになっている。今作でクリステン・ウィグは、ベン・スティラー演じるウォルター・ミティーが一目惚れしてしまう同じ職場で働く女性を演じることになっている。
オリジナルの作品は、作家ジェームズ・サーバーの短編小説をもとに、ノーマン・Z・マクロード監督が映画化し、ダニー・ケイが主演していた。そのストーリーは、出版社のフォトエディターとして働くウォルターは、ある音を聞く度に夢の世界に入っていくことが頻繁にあったが、夢は夢のままだった。だがある日、その夢の世界で美女と出会い、彼女が原因である事件に巻き込まれながら困難を乗り越えていくという作品。
撮影は、今年の4月からニューヨークとアイスランドで撮影する予定になっている。これまでロン・ハワードやスティーヴン・スピルバーグもリメイク作品を企画しようとしたが、企画倒れに終わっていた。はたして、どのようなリメイク作品になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)