今年のカンヌ国際映画祭の審査委員長にイタリアのナンニ・モレッティ監督が決定!
イタリアのベテラン監督、ナンニ・モレッティ監督が、今年5月に開催される第65回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務めることが決まった。
モレッティ監督は、1994年に映画『親愛なる日記』でカンヌ国際映画祭の監督賞、2001年には映画『息子の部屋』で最高賞パルムドールを受賞した経験があり、1997年には記念すべき第50回の開催時に審査委員の役割も担ったが、審査委員長を務めるのは今回が初。
モレッティ監督は、「本当にうれしく、光栄です。映画が常に興味と尊厳を持って扱われている国で開催される、世界で最も名の知られた映画の祭典で、審査員を統括する役割を担う責任感を感じています」と意気込みを語った。
そして「映画監督として、自分の映画がカンヌ国際映画祭で上映されたときは非常に感動しました。第50回の記念すべき映画祭のときに審査員を務め、審査員たちの丁寧で情熱的な仕事も素晴らしい思い出になっています」とカンヌ国際映画祭への自身の思いも語っている。
第65回カンヌ国際映画祭は5月16日から27日まで開催される予定。(竹内エミコ)