最低の映画を選ぶラジー賞、今年の結果発表はエイプリルフールに!ノミネーション発表はアカデミー賞授賞式前日
その年で最低の映画を選ぶゴールデンラズベリー賞ことラジー賞の今年のスケジュールが発表され、毎年アカデミー賞前日に行われていた同賞授賞式が、現地時間4月1日のエイプリルフールに行われることが明らかになった。ノミネーション発表は、2月26日のアカデミー賞授賞式前日、同25日に行われる。
毎年ノミネーション、結果発表共にアカデミー賞の前日に行われていたラジー賞だが、第32回となる今年はスケジュールを変更しての開催。理由について主催者はプレスリリースで「ほかの映画賞をコケにするという使命を果たすため」と説明しているが、決定に至った経緯などには触れていない。
今年はアカデミー賞授賞式前日にノミネーションが発表されるため、例年よりもスケジュールが後ろにずれ、発表は4月1日のエイプリルフールに。受賞結果の信ぴょう性がこれまで以上に疑われるという意味での楽しみはあるが、毎年ラジー賞を楽しみにしている映画ファンには寂しさを感じる人もいるかもしれない。
ノミネーション発表をアカデミー賞授賞式の前日に行うなど、ラジー賞がその慣習をすべてなくしたわけではないため、来年以降も今回のスケジュールで行われるかは現時点では不明のままだ。
ちなみにラジー賞は、今回の発表に併せて、映画賞としては極めて異例なことに、今年の有力候補も紹介。主演作3本が最低映画賞にノミネートされるのではないかといわれているアダム・サンドラーを筆頭に、常連の『トワイライト』シリーズ、『トランスフォーマー』シリーズなどが挙げられている。(編集部・福田麗)