マーティン・スコセッシ監督、5年ぶりの来日決定!『ヒューゴの不思議な発明』で再びアカデミー賞受賞なるか!?
巨匠マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取った『ヒューゴの不思議な発明』のPRのため、アカデミー賞を受賞した映画『ディパーテッド』のプロモーション以来、約5年ぶりに来日することが決定した。
先日のゴールデン・グローブ賞で見事最優秀監督賞を受賞したマーティン・スコセッシ監督。各映画賞の28部門で受賞し、113部門にノミネート(1月23日現在)されるなど話題の本作を引っ提げて来日することが決まった。2月16日には都内のホテルで記者会見を行う予定。
前回は、2007年1月に『ディパーテッド』の主演レオナルド・ディカプリオと共に来日し、その後、第79回アカデミー賞で作品賞や監督賞を受賞。スコセッシ監督は初めてオスカーを手にした。そして今回、初挑戦した3D映画『ヒューゴの不思議な発明』でも、映画の祭典であるアカデミー賞のノミネート&受賞を狙う。
これまで、アニメを除いた3D作品が同賞の作品賞など主要部門を獲得した実績はない。3D革命を起こしたジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』でも成し遂げられなかった快挙をスコセッシ監督が達成するのか? 注目されている。長年にわたって映画化の企画が進んでいる遠藤周作の「沈黙」にも動きを見せるスコセッシ監督が、日本でどんなメッセージを発信するのか楽しみに待ちたい。
『ヒューゴの不思議な発明』は、ブライアン・セルズニックの世界的ベストセラーを基に、少年ヒューゴの冒険を描いたファンタジー。特撮映画の父ジョルジュ・メリエスの人生を題材に、1930年代のパリを舞台に繰り広げられる超大作だ。(編集部・小松芙未)
映画『ヒューゴの不思議な発明』は3月1日より全国公開