北乃きい、ウエディングドレス姿を初披露!ギター片手にステージで歌う!今年公開の『ケンとメリー 雨あがりの夜空に』!
女優の北乃きいが、今年公開の映画『ケンとメリー 雨あがりの夜空に』で、ウエディングドレス姿を披露していることが明らかになった。映画初披露となるその姿で、北乃はギター片手にステージで熱唱。竹中直人やフービンといった俳優陣にも負けない存在感を発揮している。
深作健太監督がメガホンを取った本作は、日本の商社マン・片倉健(竹中)と片言の日本語を話す中国人トラックドライバー・メリー(フービン)という国籍も文化も違うデコボココンビが珍騒動と共に繰り広げる、マレーシア縦断の旅を描いたロード・ムービー。片倉は、父親の反対を押し切って結婚しようとする娘・縁(北乃)の結婚を阻止するためにマレーシアに向かうことになる。
日本から竹中と北乃、中国からフービンが参加している本作。昨年9月より約1か月にわたってマレーシアオールロケが行われたのに加え、同国で国民的人気を誇るコメディアン、アブドゥル・ラザック・モハド・ジザンなども出演。すでに中国やマレーシアから公開に関する問い合わせがあり、中国・雲南省からは早くも次回作のオファーも来るなど、今後、アジア全域での公開、ならびにシリーズ化を目指している意欲作だ。
国も文化も異なる人々がいつしか強いきずなで結ばれる姿を描いた本作について主演の竹中は、「人は生きてこそ人ですからね。触れ合いはとても大切で、心を開き合えば、すべてはオーライになるのでしょう」とコメント。また、北乃は今後について「最終的には日本で撮りたいです」と言及するなど、シリーズ化にも意欲を見せている。
国籍の違う人たちが入り混じった撮影現場など国際色の強い一方で、主人公たちの移動手段となるド派手なトラック「小龍」が菅原文太・愛川欽也主演の映画『トラック野郎』シリーズをほうふつとさせ、サブタイトルがRCサクセションの楽曲から採られているなど、日本人ならでは楽しみも用意されている本作。今から日本での公開が待ち遠しい作品だ。(編集部・福田麗)
映画『ケンとメリー 雨あがりの夜空に』は2012年公開