最高のチームワーク!主演の川口春奈と共演の山本裕典が共演者とスタッフをベタ褒め!
葉鳥ビスコ原作の人気コミックがテレビドラマ化され、そして今回映画化された『桜蘭高校ホスト部』で、男装の美少女ハルヒ役で主演を務めた川口春奈と、ホスト部部長の熱い男・環を演じた山本裕典が、出演者も含めスタッフたちとのチームワークの良さを語った。
今回の映画化にあたり川口は、「またみんなで一緒に映画をやれるということが一番うれしかったです」と語り、山本は「よし、やってやるぜ!」とやる気満々だったとのこと。山本は普段からテンションの高い環に成りきっていたのだが、6人のイケメンホスト部メンバーと男装した少女ハルヒの全員でいるときは、100パーセント以上のテンションで全力投球するよう心掛けたという。
さらにいつもの顔ぶれに加え、シンガポールからの留学生役として、AKB48の篠田麻里子や、その兄役で日本映画初出演を飾った、韓国の超人気アイドルグループ「2PM」のニックンらスペシャルゲストも出演。川口は「今回は恋愛がテーマだったりもしたので、恋に悩むハルヒを演じていてすごく楽しかったです」と映画にも手応えを感じているようだ。
スクリーンの中で相性バッチリのハルヒと環同様、川口と山本もとても仲むつまじい様子。山本はずっと妹が欲しかったとのことで、劇中で環はハルヒのことを「娘」と呼んでいるのだが、実際の現場では、7歳年下の川口のことを妹のように思っていたそうだ。川口も、「わたしもお兄ちゃんが欲しかったのでうれしかったです。ホスト部のメンバーみんながお兄ちゃんのようでした!」とニッコリ。
ただし撮影はかなり大変だったようで、感情の起伏が激しくなってしまった山本を助けてくれたのは、スタッフやほかのホスト部のメンバーだったという。「こんなハチャメチャな役を演じ切れたのは、ハルヒ率いるホスト部のみんなとスタッフさんのおかげです!」とキッパリ。川口は「スタッフさんの優しさには本当に救われました。だから撮影が終わったときにはとても寂しくて、みんなのことが夢に出てきたぐらいです」と撮影中のチームワークの良さをのぞかせた。(取材・文:平野敦子 写真:高野広美)
映画『桜蘭高校ホスト部』は3月17日より新宿ピカデリーほか全国公開