大ヒットの低予算ホラー映画『インシディアス』の続編にゴー・サインか?
映画『ソウ』シリーズの生みの親ジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビが、同じくハリウッドでセンセーションを巻き起こした映画『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリとタッグを組み、彼のプロデュースの下で監督・脚本を手がけ、世界興行収入1億5,000万ドル(約120億円)を稼ぎ出した大ヒット作『インシディアス』の続編製作にゴー・サインが出たようだ。
ジェームズ・ワンとリー・ワネルは監督、脚本を続投するが、オリジナルの主要スター、パトリック・ウィルソンとローズ・バーンが再登場するか、またプロットは前作の続きなのかなどの詳細はまだ定かではないが、前作の資金提供をしたアライアンス・フィルムが前作の1,500万ドル(約12億円)以上の予算を提供するのは明らかだ。
『インシディアス』は、3人の子どもを持つ若い夫婦ジョシュとルネが主人公のストーリーで、新居に引っ越して早々、様々な不気味な現象に悩まされ、ある日、小学生の長男ダルトンがはしごから落ちて昏睡状態に陥ってしまう事故に見舞われるが、身体のどこにも異常はなく、原因は不明のままなため、屋敷自体が呪われていると考えた夫婦は、すぐに再度の引っ越しをするが、そこでも同じように怪現象は続く。医者もさじを投げたダルトンを救うため、霊媒師や牧師にも助けを求めるジョシュとルネ。そしてついに、思いもよらぬ昏睡の原因が明らかとなるのだが……という内容だ。(後藤ゆかり)