『ナインハーフ』のプロデューサー兼脚本家、ザルマン・キングさんが70歳で死去
俳優・監督・脚本家・プロデューサーで、映画『ナインハーフ』の製作と脚本を手がけたザルマン・キングさんが、2月3日、サンタモニカの自宅でがんのため死去した。享年70歳。
キングさんの義理の息子、アリソン・バーネット氏によれば、キングさんは6年間の闘病生活を送っていたと、ウェブサイトhuffingtonpost.comが伝えている。
60年代に俳優としてキャリアをスタートさせたキングさんは、妻と脚本を共同執筆した、キム・ベイシンガーとミッキー・ローク演じる男女のエロティックな関係を描いたエイドリアン・ライン監督の『ナインハーフ』で、スポットライトが当てられるようになった。
その後も、ミラ・ジョヴォヴィッチの映画デビュー作『トゥー・ムーン』や、再びミッキー・ロークを迎えた『ナインハーフ』の続編的作品『蘭の女』など、エロティック作品の監督を数多く手がけた。(鯨岡孝子)