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伊勢谷友介、8年ぶりの監督作主演に西島秀俊を起用した理由…「ルックスはスーパーかっこいい。だけど『なんかこの人ヘンだ』」

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左から『セイジ-陸の魚-』伊勢谷友介監督、森山未來、西島秀俊、新井浩文 - 「SWITCH」2012年3月号表紙
左から『セイジ-陸の魚-』伊勢谷友介監督、森山未來、西島秀俊、新井浩文 - 「SWITCH」2012年3月号表紙 - PHOTOGRAHY:MASASHI ASADA

 まもなく約8年ぶりの監督作品『セイジ-陸の魚-』が公開される伊勢谷友介が、本作の主演に西島秀俊を起用した理由を明かした。その言葉の端々からは、俳優ではなく、監督として映画制作に挑んだ伊勢谷の試行錯誤がうかがえる。

映画『セイジ -陸の魚-』場面写真

 原作は、辻内智貴のベストセラー小説「セイジ」。バブルの熱で浮かれていた時代を背景に、山あいの旧道沿いに立つ、寂れたドライブインHOUSE475の個性的な常連たちや、どこか浮世離れした店主・セイジと“僕”との交流を描いた作品だ。

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 その魅力的な人物・セイジを撮るために試行錯誤したという伊勢谷は、セイジについて「僕はセイジという、わけわからない人物をわけわからない者として撮りたいと思っていました。だからセイジは作り込んじゃダメだと思ったんです」と言及した。

 それを考慮に入れ、候補としても浮かんできたのが西島だったという。「西島さんは、映画を観ても、ドラマを観ても、どこか空気が不思議な人だなと思っていたんですよ。ルックスはスーパーかっこいい。だけど『なんかこの人ヘンだ』っていうのがセイジっぽさにつながっていったんです」と理由を明かしている。

 カルチャー誌「SWITCH」3月号では、表紙に伊勢谷監督と、主演の西島秀俊と森山未來、そして新井浩文を迎え、彼らがこの『セイジ-陸の魚-』の制作にどのような姿勢で向かっていったのか、4人それぞれのインタビューが掲載された特集記事が組まれている。(編集部・福田麗)

雑誌「SWITCH」は2月20日発売 価格:819円(税込み)
映画『セイジ-陸の魚-』は2月18日よりテアトル新宿ほか全国順次公開

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