延期続きの『ウルヴァリン』続編全米公開日が決定! ヒューがようやく日本で大暴れ!?
撮影開始の延期が続いている、ヒュー・ジャックマン主演の人気アメコミヒーロー映画『ザ・ウルヴァリン(原題) / The Wolverine』について、米20世紀フォクスが、本作の全米公開日を2013年7月26日に設定したとデッドラインなどが報じた。
本作は『X-MEN』シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリンを主人公としたスピンオフ作品の続編。日本を舞台にしたコミックを原作に、当初は『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンを取り、昨年のうちに日本でロケを敢行、今年の公開を目指していた。
しかしアロノフスキー監督は、日本に滞在し家族と長く離れてしまうロケに難色を示し、ヒューに徹底した筋力トレーニングを言い渡していたにもかかわらず降板。さらに、ヒューがオスカー監督トム・フーパーによる、大ヒットミュージカル「レ・ミゼラブル」映画化作品に参加したこと、ロケ地探しが難航したことなどから、撮影延期が続いていた。
今回公開日が決まったことで、とにかく来年には本作を観ることができることがわかり、シリーズファンは一安心といったところ。後任の『3時10分、決断のとき』『ナイト&デイ』などを手掛けたジェームズ・マンゴールド監督は、「日本文化、ヤクザ文化、そして忍者の文化が入り混じった世界にローガンが迷い込むことになる」と断言しており、ウルヴァリンの日本での暴れっぶりに期待がかかる。これ以上の延期とならず、無事撮影開始を迎えることを祈りたい。(編集部・入倉功一)