トム・ハンクス、ウォルト・ディズニーを演じる!?メリル・ストリープとの共演で『メリー・ポピンズ』製作の裏側を描く!
トム・ハンクスが、新作映画『セービング・ミスター・バンクス(原題) / Saving Mr. Banks』でウォルト・ディズニーを演じるかもしれないとDeadline.comが報じている。1964年製作のディズニー映画『メリー・ポピンズ』の裏側を描いた作品で、同作の原作者であるパメラ・L・トラヴァースにはメリル・ストリープが候補に挙がっているという。
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実写とアニメーションを合成したミュージカル映画として高い評価を受けている『メリー・ポピンズ』だが、原作者のトラヴァースは出来に不満を覚えており、その後自作の映画化を許さなかったというのは有名な話。同作は、父親との死別をはじめ、自身の体験を強く反映した物語として描いた「メアリー・ポピンズ」の著者パメラ・L・トラヴァースと、それを映画化するために彼女を説得したウォルト・ディズニーの関係を描いた作品だ。
タイトルにもなっている「ミスター・バンクス」とは、映画『メリー・ポピンズ』でデヴィッド・トムリンソンが演じたキャラクターのこと。トラヴァースが自身の父親の姿を投影したというエピソードを基にした作品であることがうかがわれるタイトルだ。
主演候補に挙がっているトム・ハンクスとメリル・ストリープといえば、それぞれ複数回アカデミー賞を受賞している名優。伝記映画がアカデミー賞で票を集めやすいという傾向もあり、製作の正式発表前ではあるものの、トム&メリルのW受賞も狙える同作。脚本はまだ製作されていない映画を対象にしたランキング「ザ・ブラックリスト」にも選出されており、それを基にディズニーが製作を手掛けるものとみられている。(編集部・福田麗)