宇多田ヒカル、どんどん自分がみえなくなっていった…久々のツイッターで心境吐露
現在アーティスト活動を休止している宇多田ヒカルが、デビューしてからのことについて、ツイッターで心境を明かしている。活動休止発表に際して「15才から、成長の止まっている部分が私の中にあります」というコメントを発表していた宇多田だが、今回のつぶやきはそれを補足するような内容になっている。
年始のあいさつから一月以上更新していなかった宇多田がつぶやいたのは、日本時間の2月13日。バレンタインデーについて、ファンからの質問にユーモアたっぷりに回答する一方で、今現在は自分磨きをしていることを明かすなど、まるで空白期間などなかったかのようにファンと交流している。
だが、「自分磨き」の具体的な内容に及ぶと、宇多田はその本音をちらり。有名人として見られるばかりだった日々を振り返り、「有名人(見られる側)になってからの十数年、どんどん自分が見えなくなっていってた。全然自分のこと理解できてなかったし周りの人たちのことも『知ろう』としてなかった。苦しい、さびしい生き方をしてました。まだ若いうちに気付けてよかったです」と述懐している。
ライブ活動はもちろん、2011年は新曲のリリースもなく、宣言通り、アーティスト活動を休止している宇多田。ツイッターでの活動こそ続いているものの、今現在どこにいて何をしているかについて言及することは少ない。活動休止にあたっても期限を設けておらず、復帰時期については今に至るまで未定のままだ。
だが、2月13日現在、ツイッターのフォロワー数は81万人以上。これだけの人数が復帰を心待ちしているというのは宇多田にとっても励みになることのはず。そしてそんなファンの気持ちを大事にしているからこそ、アーティスト活動を休止しても、ツイッターでの交流は継続しているのかもしれない。(編集部・福田麗)