『ツーリスト』『プリースト』のポール・ベタニー、SF映画『ロスト・ルームズ』に主演か?
映画『ツーリスト』や『ヴィクトリア女王 世紀の愛』で脇役をやるかと思えば、映画『ダヴィンチ・コード』ではゆがんだ信仰心から殺人を犯す僧侶、映画『アイアンマン』では人工知能の声、映画『レギオン』『プリースト』のようなB級SF映画では主役を演じてみたりと、ポール・ベタニーほど活躍の幅の広い俳優は少ないかもしれない。
今回は2年前各映画祭で話題となりロンドン映画祭では作品賞を受賞した映画『夏の終止符 / How I Ended This Summer』でメガホンを取ったロシアの新鋭アレクセイ・ポポグレブスキー監督の英語による映画デビュー作『ロスト・ルームズ(原題) / Lost Rooms』主役の話が舞い込んできた。
本作は、人間には表面しか見ることのできない物質の内面を見ることができる少女が中心のストーリーだという。ポール・ベタニーの役柄がどんなものかは明らかではないが、キャリアに弾みをつける作品になることを期待したい。(後藤ゆかり)