映画『ボディガード』がミュージカル化!ホイットニーさんの役にトニー賞受賞女優
先日亡くなった歌手ホイットニー・ヒューストンが、ケヴィン・コスナーと共に主演したハリウッドの大ヒット作品『ボディガード』が、ミュージカル化されることがガーディアン紙によって明らかになった。
これは、ロンドンのウエストエンドにあるアデルフィ劇場で今年の11月から上演される予定のミュージカル作品で、オリジナルの映画でホイットニー・ヒューストンが演じたレイチェル・マロン役に、ミュージカル「アイーダ」で2000年にトニー賞を受賞したヘザー・ヘッドリーが挑戦することが明らかになった。
ただ、この企画は1年前から開始されていたようで、ホイットニー・ヒューストンが全世界で大ヒットした「オールウェイズ・ラブ・ユー」などのヒット曲を含めて製作されるが、舞台作家のアレクサンダー・ディネラリスはオリジナルの映画とは少し違ったアングルで、脚本を執筆しているようだ。
オリジナルの映画のストーリーは、レーガン大統領のもとで働いていた元シークレット・サービスのフランク・ファーマーが、ある日不審な出来ごとが身辺で起きていた人気歌手のレイチェル・マロンの護衛を依頼されるが、レイチェルは当初フランクを受け入れようとはせずに歯向っていたが、身を呈して自分を守ろうとするフランクに次第に引かれていくというドラマ作品。
企画自体は、ホイットニーが亡くなる前から企画されていたものの、彼女の急死によって、突如注目の集まる作品になってしまいそうだ。はたしてどのような作品になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)