失明の危機と報じられたジュディ・デンチ 大げさな報道にコメント
黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)という目の病に侵され、失明の危機にあると報じられたジュディ・デンチが、大げさな報道にストップをかけるためコメントを出した。
ジュディ・デンチ出演映画『マリリン 7日間の恋』写真ギャラリー
黄斑変性症は、主に老化が原因で発症する眼病で、視界がゆがんだり視野が部分的に見えづらくなり、悪化すると視力を失うこともあるという。ただ、手術やサプリメントの力で改善や、進行を遅らせることが可能な場合があり、ジュディは注射による治療を受けているという。「黄斑変性症は、世界中で何万人もの人が闘っている病気です。わたしも対処方法を見つけ、病気に適応することを学びました。また、完全に失明することはありません」との声明を出し、大騒ぎしないでほしいと言っている。
自分の目で脚本を読むことができない彼女は、娘やエージェント、友人に代読を頼んでいるとのこと。「わたしはそれが好きなの。何故なら座ったまま、脚本の世界に想像を膨らませることができるから」とインタビューで語り、ポジティブな精神で病気と向き合っているようだ。(澤田理沙)