「キック・アス」原作者のマーク・ミラー、続編の製作を明言 今夏に撮影開始
マシュー・ヴォーン監督、アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ主演の大ヒットアクションコメディ『キック・アス』の原作者であるグラフィック・ノベル作家のマーク・ミラーが、続編の製作について、今夏に撮影開始すると明言した。
これは、ミラーが、スコットランドのデイリー・レコード紙のインタビューに答えたもので、ストーリーの詳細などは語られていないが、前作でメガホンをとったヴォーン監督は映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』続編の続投が決定しているため、映画『キック・アス2(原題) / Kick-Ass 2』へはプロデューサーでの参加になるかもしれないようだ。
『キック・アス』は、スーパーヒーローに憧れるうだつの上がらないオタク高校生が、偶然、神経の損傷で痛みを感じない体を得て、勝手な自警行為をしていたところ野次馬に動画を撮影され、「キック・アス」として一躍時の人になってしまうというストーリーで、地元のマフィアに命を狙われるものの、本当のヒーローが街に存在しており、その元警官の「ビッグ・ダディー」と彼の娘「ヒット・ガール」とともに、「キック・アス」もさらなる戦いに挑んでいくという過激なバイオレンスシーンとブラックなユーモアが混在した、各国で大ヒットした2010年の作品だ。(後藤ゆかり)