『テルマエ・ロマエ』阿部寛&上戸彩がローマでプレミア舞台あいさつ!上映後にはスタンディングオベーション!
22日夜(現地時間)、イタリア・ローマにあるCinema The Spaceにて、ヤマザキマリの人気同名漫画を映画化した『テルマエ・ロマエ』のローマプレミアが行われ、本作で古代ローマ人のルシウスを演じている主演の阿部寛と、ヒロイン役の上戸彩、そして武内英樹監督が舞台あいさつに登壇した。
プレミアに集まった観客は、ほぼ全員が現地ローマに住むイタリア人。舞台あいさつに登壇した阿部と上戸は、客席に向かい、イタリア語であいさつ。阿部の「わたしの古代ローマ人ぶりをぜひともご覧ください」という言葉に、観客からは大きな拍手が起こった。
上映前、「果たして日本特有の笑いが、皆さんに受け入れてもらえるのかとても不安です」と話していた阿部たちの不安をよそに、上映が始まると、日本の風呂文化にいちいち感動して号泣するルシウスの姿や、いい味を出している日本のおじいちゃんたち、見事なコメディエンヌぶりを発揮した上戸の演技に、観客は大爆笑。客席からは終始、笑い声が聞こえてきた。
エンドロールが終わった瞬間、会場には「ブラボー!」という声が飛び、客席で鑑賞していた阿部や上戸に向けスタンディングオベーションが沸き起こった。再び舞台に上がった上戸は、「皆さんの表情が、上映前よりも、とってもキラキラしているんです。楽しんでくださったことがわかるので、本当にうれしいです」とあいさつ。阿部もホッとした表情で「グラッツェ!(ありがとう!)」と客席に呼びかけた。
原作の大ファンだという16歳のイタリア人学生は、「原作が大好きなので、プレミアに来たけれど、とても納得できる素晴らしい出来だった!」と本作を大絶賛。上映後、観客から直接「素晴らしかったよ! ワンダフル!」と、続々と声を掛けられていた阿部と上戸は、「本当にうれしい。はるばるローマまで来たかいがありました」と満面の笑顔。公開に向けて、確かな手応えを感じたようだった。(編集部・森田真帆)
実写映画『テルマエ・ロマエ』は4月28日より全国公開