『耳をすませば』「カントリー・ロード」が流れる駅!映画のモデル地・東京多摩市で
スタジオジブリによるアニメーション映画『耳をすませば』の主題歌「カントリー・ロード」を、同作のモデル地とされる東京多摩市・聖蹟桜ヶ丘駅の列車接近メロディーとして導入することを京王電鉄が発表した。同社が多摩市と共同で4月8日の始発より実施する。
「カントリー・ロード」は「故郷に帰りたい(テイク・ミー・ホーム、カントリー・ローズ)」の日本語訳カバーで、『耳をすませば』では主人公が歌詞を訳する場面が出てくるなど、ファンにはおなじみの楽曲。聖蹟桜ヶ丘駅で流れるのは同曲のオルゴール調にアレンジしたもので、1番線と2番線でメロディーが異なるという。
同駅周辺は『耳をすませば』のモデル地とされており、映画に出てくる風景を実際に訪れる、いわゆる「聖地巡礼」を今でも多くのファンが行っていることで知られている。そんなファンに。より映画の雰囲気を感じてもらおうというのが今回の試みだ。
協力している桜ヶ丘商店会連合会やせいせき観光まちづくり会議は、これまでにも『耳をすませば』に関連したイベントを多数実施。今年2月で7回目を迎えた「せいせきハートフルコンサート」開催をはじめ、モニュメントや恋みくじの設置を行っている。
その一環となる今回の試みは、「せいせき桜まつり」の開催日に合わせてスタート。桜を眺めながら、『耳をすませば』のワンシーンを思い浮かべる……そんな休日の過ごし方もいいかもしれない。(編集部・福田麗)