藤原竜也主演『おかえり、はやぶさ』東北三県で無料上映!史上初の大規模実施!
藤原竜也、杏が出演する映画『おかえり、はやぶさ』が、公開初日となる3月10日と翌11日に、岩手・宮城・福島の東北三県の上映劇場のすべての回で無料上映を行うことが明らかになった。配給の松竹によると、新作映画の公開時にここまで大規模な無料上映を実施するのは本作が初めてだという。
「東北3県応援2DAYS~3・10(土)、11日(日)無料ご招待~」と題された試みは、東北三県の上映劇場9館にて実施。配給の松竹は、東日本大震災発生後、「寅さん基金」プロジェクトを立ち上げて、『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』シリーズのチャリティー上映会、被災地無料上映会を行っており、今回の試みもそうした活動の一環だ。
同社代表取締役社長の迫本淳一氏は、震災前から本作が「勇気や希望のメッセージをお届けしたいという意図の下、企画をすすめておりました」と明かし、「この作品には、どんな困難を前にしても、あきらめず前に進もうとする人たちが描かれています。不屈の心をもつ『はやぶさ』プロジェクトメンバーの姿と今の日本人の姿が重なって見えます」と実施に至った経緯を説明している。
今回の決定を受け、メインキャストも「本作はJAXAの方々の苦労が描かれていて、僕らに希望を与えてくれる作品になっています。是非東北にお住まいの方たちにも、ご覧頂いて楽しんで頂きたいと思っています」(藤原)、「困難を乗り越え、長い旅を続けた『はやぶさ』のドラマを描いた本作に参加させて頂き、希望を持つことができました。いろいろな方々に観て頂いて、更に元気になって頂きたいと思います」(杏)とコメントを発表している。
本作は、小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を、JAXAのエンジニアの視点を通して全編3Dカメラで撮影した作品。(編集部・福田麗)
映画『おかえり、はやぶさ』は3月10日より全国公開 3D・2D同時公開