没後50年のマリリン・モンロー、カンヌ国際映画祭公式ポスターに起用
今年で65回を数えるカンヌ国際映画祭は、その死から50年となる永遠のハリウッド・シンボル、マリリン・モンローにオマージュをささげ、映画祭のアイコンとして起用した公式ポスターを発表した。
『紳士は金髪がお好き』『お熱いのがお好き』などで、ハリウッドを代表するセックス・シンボルとして、今も映画ファンから愛され続けているマリリン。今年は、1962年の早すぎる死から50年となり、65回という同じく節目の年を迎えるカンヌ国際映画祭では、トリビュートをささげることとなった。
ミシェル・ウィリアムズがマリリンを演じた『マリリン 7日間の恋』が、アカデミー賞はじめ、数々の映画賞を騒がせたこともあり、例年以上に脚光を浴びているマリリン。ポスターには、まるで65年を迎える映画祭を祝うかのように、バースデーケーキに息を吹きかけるマリリンの写真が使用されている。
映画祭の関係者は、声明で「その死から50年たった今も、彼女は映画界において重要な存在であり、永遠のアイコンです」と語り、「映画祭は魅力の神殿であり、マリリンはそれを象徴するもの。純真さと優雅さの理想を表現してくれることでしょう」としている。第65回カンヌ国際映画祭は5月16日から27日まで開催予定。(編集部・入倉功一)