オークションにかけられた15体のオスカー像、合計約2億4000万円で落札
第84回アカデミー賞授賞式からわずか2日後の2月28日(現地時間)、15体のオスカー像がオークションにかけられ合計約300万ドル(約2億4000万円)で競り落とされたことがわかった。
英BBCによると、今回の最高落札額はハーマン・J・マンキウィッツが映画『市民ケーン』で受賞した脚本賞のオスカー像の588,455ドル(約4708万円)。次いで高額になったのは、332,165ドル(約2657万円)で落札された映画『大帝国行進曲』が獲得した作品賞のオスカー像である。
通常オスカー像の売買は禁止されており、1999年には故マイケル・ジャクソンさんが映画『風と共に去りぬ』の作品賞のオスカー像を150万ドル(約1億2000万円)で落札したのにもかかわらずアカデミー協会にたった1ドル(約80円)で買い戻されてしまうという出来事もあった。(1ドル80円計算)
しかし今回オークションにかけられた15体のオスカー像は売買禁止のルールが制定された1950年以前のものであるためこのルールに接触せず、落札者の手元に留まることになるようだ。(編集部・市川遥)