『スター・ウォーズ』シリーズのコンセプトデザイナー、ラルフ・マクウォーリー氏が死去
映画『スター・ウォーズ』シリーズのコンセプトデザイナーとして、ダース・ベイダー、チューバッカ、R2-D2、C-3POなどのキャラクターデザインも手がけたラルフ・マクウォーリー氏が死去した。享年82歳。
映画『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』
マクウォーリー氏は、ジョージ・ルーカスの頭の中にあった構想を視覚化するのに常に不可欠な存在であった。CNNのウェブサイトによれば、ルーカスは、マクウォーリー氏について、「『スター・ウォーズ』の世界を構築していくために、まず最初に雇ったのがラルフ・マクウォーリーだった。温厚な性格で、比類なき彼の作品は、旧三部作シリーズのキャストやスタッフを励まし、刺激を与えてくれたんだ。言葉でうまく考えを伝えられない時はいつも、ラルフの素晴らしいイラストの一つを指さして、『こんな風にやってくれ』と言えばよかった」とコメントしている。
マクウォーリー氏は、映画『コクーン』のコンセプトデザインも担当し、1985年にアカデミー視覚効果賞を受賞している。(鯨岡孝子)