小栗旬、宮沢賢治原作『グスコーブドリの伝記』の声優に!妹役で忽那汐里が声優初挑戦!
小栗旬が、宮沢賢治の童話を原作にしたアニメーション映画『グスコーブドリの伝記』で主人公・ブドリの声優を務めるほか、忽那汐里が妹・ネリ役で声優に初挑戦することが明らかになった。原作が好きだという小栗は「想いがすごく強いキャラクターなので、台本をもらったときに彼のまっすぐさ、ひたむきさが声のトーンに出ればいいなと思いました」と語っている。
原作には宮沢賢治の日本語の豊かさがあふれていると評した小栗は、作品の出来にもほれ込んでいるそう。小栗が演じるブドリは、突然の天災で独りぼっちになってしまうものの、それでも希望を失わず、妹を捜し続けるキャラクターとなっている。
一方、ネリはどんなに寂しくても愚痴をこぼさないけなげな妹で、演じた忽那は「本当に声だけで演技するのが初めてなので、とても緊張しましたが、楽しく演じさせていただきました」と難しさと共に充実感も覚えている様子だった。
本作は、同じく宮沢賢治の童話を原作にしたアニメーション映画『銀河鉄道の夜』の、杉井ギサブロー監督とキャラクター原案のますむらひろしが久々にタッグを組んだ作品。同原作がアニメーション映画化されるのは、今回が2度目となる。(編集部・福田麗)
映画『グスコーブドリの伝記』は7月7日より丸の内ピカデリーほか全国公開