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スティーヴン・スピルバーグ製作の「Terra Nova ~未来創世記」が第1シーズンで打ち切り決定

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左からエリザベス役のシェリー・コン、ジム役のジェイソン・オマラ、エグゼクティヴ・プロデューサー、ブラノン・ブラーガ、レネ・エシェヴァリア
左からエリザベス役のシェリー・コン、ジム役のジェイソン・オマラ、エグゼクティヴ・プロデューサー、ブラノン・ブラーガ、レネ・エシェヴァリア - Frederick M. Brown / Getty Images

 スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のタイム・トラベル・ドラマ「Terra Nova ~未来創世記」が第1シーズンでキャンセルされることになった。

 ハリウッド・レポーターによると、「Terra Nova ~未来創世記」は期待されていた視聴率を獲得できず、特にスポンサーが求めていた18歳から49歳の視聴者を確保できなかったようだ。視聴率が低いだけならば、もう1シーズン様子を見ようと局側も考えたかもしれないが、ネックになっているのは製作費の高さだ。2度も延期された第1エピソードは2時間の特別番組で1,000万ドルから2,000万ドル(約8億円から16億円)の製作費と言われている。

 ただ、アメリカで人気はなくとも、日本をはじめ世界中で放映され評判の高い作品であることから、第2シーズン以降、ほかの局で製作が続けられる可能性もあり、今後は売り込みが始まることだろう。いずれにしても、現段階ではシリーズ終了となってしまい、主要キャストはほかの仕事を引き受け始めているという。(澤田理沙)

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