ドラえもんが土日興収5億円以上で初登場トップ!新シリーズ最高記録更新に期待高まる!!
映画週末興行成績
ドラえもんの季節といえば春ということで、今週の興行ランキングでは『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』が初登場首位を獲得。全国359スクリーンで公開され、土日成績は動員48万5,465人、興収5億5,261万6,950円を記録した。
映画『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』写真ギャラリー
配給元の東宝では「興収30億円突破に向け好スタート」としており、これまで新シリーズ最高記録だった2007年の『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~』の最終興収35億4,000万円を更新する、新シリーズ最高記録も夢ではないと意気込んでいる。
2位も初登場で『ライアーゲーム -再生-』。全国318スクリーンの公開で、土日成績は動員24万2,188人、興収3億1,470万3,400円となった。男女比は49対51と半々で、13歳~19歳が37.4パーセント、20代が25.7パーセントと、若年層を中心に幅広く集客。公開前のドラマ再放送、公開直後の前作映画のテレビ放送もあり、鑑賞の動機として「ドラマ版が面白かったから」37.8パーセント、「前作の映画版が面白かったから」18.7パーセントと報告されている。
3位は全国455スクリーンで上映された『ヒューゴの不思議な発明』が初登場。土日成績は動員11万7,872人、興収1億7,564万5,500円。初日は3月1日の映画サービスデーで、オープニング4日間成績は動員20万3,028人、興収2億8,096万6,200円。2週連続首位を記録した『TIME/タイム』は今週4位。スティーヴン・スピルバーグ監督作『戦火の馬』は5位に初登場。全国332スクリーンで公開され、金曜初日のオープニング3日間の成績は動員13万4,963人、興収1億5,286万5,500円を記録した。
公開4週目の『ドラゴン・タトゥーの女』は6位。公開7週目の『ALWAYS 三丁目の夕日'64』は7位となったが、動員251万6,833人、興収31億8,069万1,300円を記録し、動員250万人を突破。8位『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、9位『はやぶさ 遥かなる帰還』、10位『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』と続く。公開6週目の『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』は11位と惜しくも圏外に落ちてしまったが、興収15億円を突破した。
今週末は『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』『SHAME -シェイム-』『friends after 3.11【劇場版】』『おかえり、はやぶさ』『ピープルvsジョージ・ルーカス』『へんげ』『FLY!~平凡なキセキ~』『RIVER』などが公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)