上戸彩が古代ローマ人・阿部寛に振り回される!?『テルマエ・ロマエ』予告編解禁!!
4月28日に公開される映画『テルマエ・ロマエ』の予告編が解禁された。予告編には、阿部寛演じる現代日本に迷い込んだ古代ローマ人ルシウスの迷走ぶりがコミカルに描かれており、それに振り回される現代日本人・山越真実役の上戸彩の姿もかわいらしい。
阿部のほか、市村正親、北村一輝、宍戸開の濃い顔を持つ俳優たちを古代ローマ人役にキャスティングしたことでも話題を呼んだ本作。予告編にはまず、美しい古代ローマの映像から、ルシウスがタイムスリップしてやって来た現代日本の銭湯のギャップが映し出される。現代日本で出会った上戸演じる真実に、案内を頼むルシウスは、トイレの仕組みを不思議に思い手を突っ込んだり、シャンプーハットを冠と思い込んだり、迷走を続ける。
予告編の後半は、前半とは一転してシリアスな雰囲気。古代ローマの衣装を身にまとい、「どうしよう! 歴史が変わっちゃう!」「殺されるんだよ!」とあわてふためく真実の言葉に動揺するルシウス。コミカルな要素とシリアスな要素が入り混じる予告編は、映画の出来を期待させるものに仕上がっている。
『テルマエ・ロマエ』は、「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名漫画の映画化作品。イタリア人の夫を持つヤマザキが、古代ローマの風呂文化と現代日本の風呂文化に共通点を見出したことから生まれた風呂限定冒険漫画「テルマエ・ロマエ」が、映画としてどう生まれ変わったのか? 公開の日を待ちたい。(編集部・島村幸恵)
映画『テルマエ・ロマエ』は4月28日より全国公開