藤原竜也「おかえり、はやぶさ」展でテープカット!子どもに「頑張れ」とメッセージ!
22日、映画『おかえり、はやぶさ』で使用した模型や小道具をはじめ、「はやぶさ」に関する資料を多数展示した「おかえり、はやぶさ」展のオープニングセレモニーが東海東京証券で行われ、主演の藤原竜也が登場して華やかにテープカットを行った。この日はそのほか、本木克英監督、JAXAの阪本成一教授が出席した。
JAXAのエンジニア助手役を演じた藤原は「この映画は、家族で楽しんで観てもらえる作品。夢が広がって、いろんなものに興味を持てる内容なので、多くの子どもたちがこれを観て、ぜひ頑張ってもらえるようになれば。そして、JAXAの方たちには、今後も日本の技術の力というものを世界に向けて発信して、国民を元気にしていただきたいと思います」と晴れやかな表情で語った。
一方、本木監督は「JAXAの先生方は本当に謙虚で、しかし自分たちのお仕事に誇りを持っていらっしゃる。そんな皆さんから、少ない予算と人員だけれども、1番を目指さないと、これからの日本の科学技術の未来はないと思っていることを自分は感じ取ったので、それをメッセージとして(作品に)込めました」と思いを語った。
さらに本木監督は、衆議院議員で自由民主党の谷垣禎一総裁が本作を鑑賞したときのエピソードを振り返り「ご本人ではなく、SPの方たちが泣きながら出てきたのを見て感動しました」とユーモラスに語り、会場を沸かせていた。また、この日は2011年ゆるキャラグランプリNO.1を獲得した熊本県のPRキャラクター・くまモンも応援に駆けつけ、着ぐるみ宣伝部長・はやぶさクンと共にイベントを盛り上げていた。
『おかえり、はやぶさ』は小惑星のイトカワからサンプル採取という快挙を達成した、小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を、JAXAのエンジニアの視点を通して全編3Dカメラで撮影した感動作。藤原の父親役を三浦友和、同僚の理学博士を杏が演じている。(古河優)
映画『おかえり、はやぶさ』は3D、2D同時全国公開中