加藤清史郎、マルモリ作曲家&振付師による初アニメ主題歌に挑戦!紅白には「出られるなら…」
21日、千駄ヶ谷のメモリーテック オーディオスタジオで、4月2日よりテレビ東京系にて放送されるフルCGアニメ「GON ゴン」の主題歌「GON GON GON ~小さな王様~」レコーディングが行われ、主題歌を担当する加藤清史郎が「紅白に出られるなら出てみたい」と意欲を語った。
2009年9月に「みんなのうた」楽曲となる「かつおぶしだよ人生は」で歌手デビューを果たした加藤にとって、今回はセカンドシングルであると同時に、自身初のアニメ主題歌。「今までアニメの主題歌を歌うことはなかったので、最初はちょっと緊張しました。でもうれしいです。友だちがよくアニメの主題歌を歌っているので、ゴンもそうなったらいいな」と笑顔を見せた。
本曲は、作曲家・宮下浩司、そして振付師の濱田“Peco”美和子という、芦田愛菜と鈴木福が結成したユニット「薫と友樹、たまにムック。」によるヒット曲「マル・マル・モリ・モリ!」のゴールデンコンビが手掛けている。現場に登場した宮下は「いい曲が必ずしも心に残るとは限らない。ですから今回は心に残るメロディーを心掛けました」と作曲のポイントを解説した。
「マル・マル・モリ・モリ!」もサビの覚えやすいメロディーとダンスが印象に残ったが、今回の曲も「GON GON GON~」と繰り返すメロディーとダンスが印象に残る楽曲となっている。そして歌手・加藤清史郎については「すごく歌がうまい。彼の歌を聴いて、初めて魂が吹き込まれた感じがしました」とベタ褒めだった。
「マル・マル・モリ・モリ!」は紅白歌合戦でも大きな話題となったことから、「目標は紅白?」と呼びかけられた加藤は、最初は「そういうのはあまり意識していないけど……」とちょっぴり戸惑いつつも、「でも、出られるなら出てみたいという気持ちはちょっとあります」と早くも紅白出場を意識した様子(!?)だった。(取材・文:壬生智裕)
シングル「GON GON GON~小さな王様~」は6月20日より発売開始 着うた配信は4月11日より開始